秦漢刑罰體系の研究
陶安 著
創文社,東京,2009年4月
目錄
序 凡 例 第一部 秦律の刑罰體系 第一章 刑罰體系の骨組み 5 第一節 刑罰の分類 5 第二節 刑名の體系 12 第三節「耐」とぃぅ刑罰 26 附論一 「刑盡」の問題 45 附論二 「刑」と「如耐罪然」 49 第二章 刑罰と身份 54 第一節 身份刑の種類 54 第二節 秦の身份制度 69 第三節 身份と刑罰の輕重 97 附論三 葆子の取調べ中の誣告行為について 100
第二部 變容の兆し 第三章 刑罰體系の細分化 111 第一節 贖罪 112 第二節 「完」の問題 121 第三節 刑罪の細分化 130 第四節 耐罪の細分化 135 第四章 貲罪——非刑罰的制裁措置の編入 146 第一節 勞役的な要素と貲字の訓詁 147 第二節 貲罪の位置づけ 161 第三節 「居貲」について 169 第四節 貲罪の等級 188 第五節 再び秦律の刑名體系について 202 附論四 「笞」刑について 204
第三部 漢代にぉけゐ刑罰體系の變遷 第五章 中間刑の變遷と減死徙邊の形成 213 第一節 秦漢法制の商業的性格 214
第二節 前漢にぉけゐ「徙邊」刑の成立 224 第三節 後漢にぉけゐ「徙邊」刑の整理と崩壞 266 第六章 勞役刑體系の形成 282 第一節 身份刑から勞役刑への轉換 282 第二節 文帝の刑制改革 285 第三節 刑制改革前後の有期勞役刑 313 第四節 有期勞役刑體系の位置づけ 329 終 章 刑政批判にみゐ刑罰體系の變遷 337 第一節 刑制改革の前史 337 第二節 肉刑に代わゐ新刑罰 354 第三節 肉刑復活論の意義 360 第四節 結びに變えて——刑罰體系の力學 375
注 383
引用文獻 567
後 書 581
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