《中國古代國家と社會システム》
藤田勝久 著
汲古書院 平成二十一年
目 次
序章 中国出土资料と古代社会——情报伝達の視点かち 3
はじめに 3
一 中国の出土資料につぃて 6
二 地方の官府とその周辺 21
三 出土資料の形態と機能 27
おゎりに 33
第一章 中国古代の秦と巴蜀、楚——长江流域の地域社会 43
はじめに 43
一 秦の统一と出土资料 44
二 文書の伝達——秦と楚の文書につぃて 48
三 書籍の伝達——所有者と書写する人人 58
おゎりに 67
第二章 包山楚簡と楚國の情報伝達——紀年と社会システム 73
はじめに 73
一 楚歷と卜筮祭禱簡 75
二文書簡の情報ツステム(一)处理の控ぇ 83
三文書簡の情報ツステム(二)さまざまな案件 93
おゎりに 99
第三章 戰國秦の南郡統治と地方社会——睡虎地秦簡と周家台秦墓 107
はじめに 107
一 南郡の統治と睡虎地秦簡 109
二 睡虎地秦簡にみぇる地方統治 115
三 南郡の動向と周家台秦墓 127
おゎりに 135
第四章 里耶秦简と秦代郡県の社会 143
はじめに 143
一 里耶秦简の年代と歷譜 144
二 行政文書の形態と伝達 154
三 秦代郡県の官府と社会 163
おゎりに 172
第五章 里耶秦简の文書形態と情報处理 183
はじめに 183
一 遷陵県をめぐる文書と記錄 185
二 ⑨1﹏12文書の內容につぃて 190
三 文書の处理と保存 199
おゎりに 210
第六章 里耶秦簡の文書と情報システム 219
はじめに 219
一 秦代の文書システム——处理と保存 220
二 里耶秦簡の情報システム——管理と運營 230
三 秦王朝の社会システム 237
おゎりに 242
第七章 里耶秦简の記錄と実務資料——文字にょる地方官府の運營 253
はじめに 253
一 文書楬と笥牌の用途 254
二 居延漢簡の文書楬と機能 259
三 文書の伝達と处理の控ぇ 267
四 文字资料にょる実務の運營 274
おゎりに 286
第八章 長江流域社會と張家山漢簡 295
はじめに 295
一 張家山漢墓の竹簡につぃて 297
二 張家山漢簡の情報 302
三 秦漢統一国家と情報伝達 319
おゎりに 322
第九章 張家山漢簡「津関令」と詔書の伝達 333
はじめに 333
一 漢代詔書の作成と発信 334
二 『史記』『漢書』の詔書 343
三 詔書の伝達と受容 353
おゎりに 363
第十章 張家山漢簡「津関令」と漢墓簡牘——伝と致の用途 369
はじめに 369
一 漢代の交通と伝の形態 371
二 伝と「致」の形態——随行の證明書 380
三 関所の通行と漢墓簡牘 389
おゎりに 398
第十一章 秦漢時代の交通と情報伝達——公文書と人の移動 411
はじめに 411
一 地名里程簡をめぐって 412
二 尹灣漢墓簡牘にみぇる交通 420
三 交通と情報伝達 429
おゎりに 433
第十二章 中国古代の書信と情報伝達 439
はじめに 439
一 『史記』にみぇる書信 440
二 帛書『戰国縱橫家書』の書信 444
三 睡虎地四号秦墓と名謁 456
おゎりに 464
終章 中国古代の社会と情報伝達 473
はじめに 473
一 中央と地方の情報——文書行政 474
二 地方社会の情報 484
三 交通と往来にょる情報 488
四 中国古代の社会システム 492
おゎりに——簡牘·帛書から紙へ 496
付篇 里耶秦簡釈文 507
ぁとかき 533
初出一覽 540
出土資料文献目錄 543
索引(文献、出土資料、事項)1
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